時田歯科クリニックの日々の記録の写真

■ CTデータの有効性 #3

2014.3.31[Mon]

■先日に続いてCTを用いたインプラント埋入計画とその様子をご紹介させていただきます。

１:左下７番にインプラント埋入予定です。事前に最終的に装着予定の冠をワックスにて製作いたしまして、完成後、光学キャンします。そのデータとCTデータを重ね合わせた画像です。
つまり、出来るだけ理想的な冠を装着できる位置に埋入しようという訳です。
２:下顎骨の断面像です。神経や血管の走行を調べ、同時に骨内への収まりを調べ位置を調整します。
３:側方からの透過像。隣の歯との接近状況などをチェックします。
４:インプラント上面と骨との関係。この位置まで埋入いたします。
５:下顎骨の断面像ですが、インプラントは三次元的に傾斜していますので、インプラント軸での断面像を求めます。神経や血管などとの正確な距離を把握します。
６:上方からの像。歯列のアーチをチェックします。
７:歯だけを取り出した画像です。三次元でのアーチを調整します。
８:最後に骨の硬さなどを調べます。

理想的な冠を装着することを可能とする位置に微調整を加えた埋入計画が決定しました。
次に、この埋入位置を口腔内で再現するためのガイドの製作に移ります。

■ 現在治療中のケース - 歯の破折を復元せよ

2014.3.28[Fri]

■更新が滞っておりました。ご覧頂いていらっしゃる皆様には申し訳なく思っております。実はPCのHDDクラッシュしてしまいまして、やっと復旧となりました。

■今日は左上１番の歯牙破折の修復の様子をご紹介させていただきます。

天然歯は年齢と共に磨耗とマイクロクラック(微小な割れ)を生じています。また、前歯の場合は転倒などの外傷により欠損を生じる事が多々あります。

欠損の範囲と形態によりますが、樹脂接着により修復できることがあります。本日はその様子をUPしてみました。

１:左上１番の角です。小さな欠損を認めます。
２:その拡大画像です。
３:いわゆるレジン(樹脂)を接着により一体化します。色調と形態および辺縁の仕上げがポイントとなります。因みに歯は殆ど削合しません。
４:その拡大画像です。

この方法の特徴は、歯を殆ど削る必要がない、即日の修復など患者さんにとって大きなメリットがあります。
一方、大きな欠損には適応できません。接着が剥がれ脱離しますので適切な症例の選択が不可欠です。

■ 求人広告をご覧のみなさまへ

2014.3.2[Sun]

■歯科技工士さん・歯科衛生士さんおよびアシスタントの方も随時募集いたしております。

□歯科技工士さん(常勤、応相談)
保険技工 : Cr・Br 一般技工 : Cr・Br・PMF・IMPLANT上部構造
一人の患者さんを最初から最後まで設計施術

□歯科衛生士さん(常勤、30万上)
イニシャルプレパレーション・口腔リスク管理などDH業務専念

□アシスタントさん(P、1100円以上/時間)
Drアシスタント業務

現状、4.5日/週勤務です。

□条件:ビジネスマナーを備えている方で使命感とバランス感覚をお持ちの方を募集いたします。
いろいろな経験を積まれた再就職の方や医科と同じような充実感を求める方、私たちの取り組みしだいで患者さんは答えてくださいます。

□内容:保険診療・一般診療(歯周組織再生・インプラントなど)
１口腔単位の処置が基本です。
実際の診療内容は当ブログを参照なさってください。

保険診療でも医療倫理を出来るだけ貫き、患者さんの要望がある場合に一般診療を施術いたしております。何よりも患者さんの信頼を得るために「確実な結果を出す」ことを大切に診療にあたっております。

私、院長は50代後半でして歯科医師としての総仕上げの時期でもあります。少人数で素敵な歯科医院を優れた人財と共に完成させたいと想っております。

□詳細はご連絡後にご相談させて頂きます。ご質問・ご要望をお聞かせ下さい。ご応募は、電話連絡または履歴書を送付(FAX可)してください。

交通が不便な立地ですがご応募お待ち申し上げます。見学可です。TEL・FAX　03-3856-0188