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[ 2015年03月のバックナンバー ]

現在治療中のケース - 歯の治療は一生で何回必要なのか?

2015.3.15[Sun]


■歯の治療は一生で何回必要なのか?・・・
歯科治療を受けた経験のある方なら誰でも感じる素朴な疑問ですね。

あくまでも私の見解ですが、現在の医療レベルでは「2回」程ではないでしょうか。

最初の歯科治療は30〜40代での治療でして、歯のう蝕と軽度の歯周病が対象となります。
次の歯科治療は60〜70代の治療。う蝕の再発・中から重度の歯周病・抜歯・咬合の再構成などが必要となる場合が殆どです。

どちらの場合でも、一定の条件を満たした治療レベルが前提となります。

今回はそんな長期に亘る経過についてご報告。
1 : 凡そ25年前に装着させて頂いた左上3番の冠です。歯肉の退縮のため歯根の露出が認められます。
2 : その間、歯根の表層部が一部欠けて剥離しました。樹脂を充填し修復すると共に、咬合圧の負担を減らすための調整を実施。
3 : 今回の処置は歯槽骨の一部の再生治療と冠の入れ替えです。
歯槽骨には微細なクラックが生じておりベストな治療のタイミングと言えます。
4 : 歯周組織の治癒後、型を採取し完成した新しい冠。咬合圧の負担を更に減じています。
5 : 冠の装着前の左上3番です。
6 : 微細な調整が終わった新規の冠です。
7 : 装着しました。

樹脂などの詰め物や冠などの歯の修復は、血液が関与せず、つまり「修復物と組織は治癒していません」。あくまでも形態を修復し機能回復を図っているわけです。
再発率を低下させるためには修復物と歯との接合部のギャップをいかに少なく出来るかにかかっています。精密な修復がその予後を2倍・3倍にします。

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