メニューへ
時田歯科クリニックの歯科治療
NEWS

2024.09.19 審美修復-インプラントを使用したケース#3

2024.08.10 夏季休診のお知らせ
8月10日(土)〜8月15日(木)

時田歯科クリニック
〒123-0845 東京都足立区西新井本町4-1-2
TEL. FAX 03-3856-0188

COPYRIGHT 2011 TOKITA DENTAL CLINIC

ドクターズファイル
 

時田歯科クリニックの日々の記録の写真

日々の記録日々の記録

[ 2015年08月のバックナンバー ]

現在治療中のケース - 喪失した下顎骨を復元しインプラントを埋入せよ #1

2015.8.30[Sun]


■本日は新たなケースのご紹介です。
非常に長期に亘り下顎義歯を使用されてきたこちらの患者さん。右下5番が重度の歯周病と歯の欠損過多による過重負担のため抜歯と診断させていただきました。

抜歯後の修復はインブラント補綴をご希望されましたが、骨のボリュームが不足しています。特に右下5番部は骨量が圧倒的に不足しています。

今回は、その右下5番の骨造成の様子をご紹介させて頂きます。

1 : 術前CT画像-外側。歯を支持する歯槽骨はほぼ吸収しています。骨の高さが不足します。
2 : 同-内側。同様の状態です。
3 : 垂直断面。歯の周囲骨も喪失しています。また、下歯槽管(下方1/3部の丸い透過像)上の骨は2.5mm程。骨造成が必要です。
4 : 術前の右下5番相当部です。
5 : 歯肉を剥離します。抜歯後一ヶ月を経ていますので自然治癒による再生が進んでいます。この組織は切除せず温存しまして上部の未分化組織のみ切除します。
6 : 同
7 : 人口骨及びメンブレン(膜)で被覆します。この際、切除した歯肉は(骨ボリューム増大のため)閉鎖できませんので開放創にしました。開放創専用のメンブレンを金属性スクリューにて強固に固定しました。

数ヶ月を経てインプラントの埋入へ移行する予定です。

現在治療中のケース - 大きく喪失した下顎骨を復元せよ #6

2015.8.13[Thu]


■2015.7.22[Wed]にUPさせて頂いた「現在治療中のケース - 大きく喪失した下顎骨を復元せよ」シリーズがいよいよ最終回を迎えました。

H26.03.24 : 左下67番欠損部の骨造成
H26.12.24 : 右下76番欠損部にインプラント埋入
H27.01.26 : 左下67番欠損部にインプラント埋入
H27.04.22 : 右下76番インプラント埋入2次オペ
H27.06.01 : 左下67番インプラント埋入2次オペ

H27.07.08 : 左右67番上部構造印象
H27.07.29 : 左右67番上部構造装着

1 : 完成した上部構造冠です。金属性の冠を使用しています。
2 : インプラント本体に、製作した支柱を接続しスクリューで固定します。その支柱に冠をセメントで固定しています。
3 : 右下76番に支柱をスクリュー固定。
4 : 冠を装着。
5 : 左下67番。
6 : 同様に支柱をスクリュー固定。
7 : 冠を装着。
8 : 同上。

一回目の手術から一年四ヶ月を経て無事患者さんの要望に応えることができました。これまでの患者さんの苦労を想うと「お疲れ様でした」と心からエールを送りたいと思います。
今後は審美性を改善するため他の処置へ移行します。

また、ここまでこれたのはスタッフ各位と技工士-吉沢先生のお陰です。各位、ご苦労様でした。感謝!

> お知らせトップ
> 月別バックナンバー

ページのトップへ