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時田歯科クリニックの歯科治療
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2024.09.19 審美修復-インプラントを使用したケース#3

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[ 2015年09月のバックナンバー ]

現在治療中のケース - インプラント術後のフォロー #2

2015.9.30[Wed]


■2015.4.10[Fri]にUPさせて頂いた「現在治療中のケース - インプラント術後のフォロー」の続編をお届けさせていただきます。

前回の前歯部歯槽骨の骨幅増大を目的とした骨造成・歯周組織再生施術から4ヵ月が経過しまして、右上1番へのインプラント埋入手術を実施しました。術前のCT画像により、同部の骨造成の術後が確認できます。

右上1番の歯槽骨もインプラントを埋入できる骨幅を取り戻すことができました。4mm径のインプラント体を埋入します。

1: H27年4月の術前CT像。左右2番のインプラント体の骨吸収による露出、左右1番の歯周病による歯槽骨吸収が認められます。
2: H27年8月の術前CT像。埋入した人口骨は定着し骨と一体化しています。
右上1番にインプラントを埋入するためにデータ上で計画立案します。
3: 右側方像。
4: 左側方像。オレンジ色のパイプ様の表示は神経・血管です。鼻腔から口腔に入り、主に上顎前歯部口蓋部へ分布します。従ってこれを損傷しないよう避けた位置に埋入します。このケースでは4mmの距離を確保しています。
5: 正面の透視像。
6: 同、口蓋像。
7: 更に、歯肉を再現し埋入位置を微調整します。
8: 同、口蓋像。冠の製作とその装着を検討します。
9: 骨の硬さを検討します。

今回の埋入術式は一回法を選択。従って歯肉は剥離していません。様々な条件がある程度整ってる場合、患者さんの負担は確実に軽減します。

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