■ 現在治療中のケース - 下顎左右6番をインプラント補綴せよ #2
2015.11.23[Mon]
■衛生士の方々から、ご質問や見学のお問い合わせを頂いております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
患者さんの意向に添った治療は現在の歯科保険ではいろいろな困難を伴います。医療従事者にとって「やりがい」は欠かせません。
私共なりに工夫をし医療の原則を何とか貫いています。「確実に治せる医療」をお探しの方こそお役に立てると思いますので。
■2015.10.24[Sat]の「下顎左右6番をインプラント補綴せよ #1」に続き、本日はその二回目です。
今回は、右下6番へのインプラント埋入手術と前回埋入した左下6番の二次手術の様子をご紹介いたします。
こちらのケースをご紹介する理由は、極めて理想的な条件下でのインプラント埋入のため、標準的な手順での手術でありまして、これからインプラントの埋入をお考えの患者さん方に参考になればと考えています。
1 : 右下も左下と同様、20年以上前に保険治療によりF6Dブリッジを装着させていただきましたが、う蝕を再発し再治療となりました。6番はインプラント、7番と5番は保険治療にて冠を新製いたします。
2 : 右下6番、インプラントを埋入。
3 : 同時に7番の歯槽骨吸収に対応して歯槽骨再生。
4 : 縫合です。
5 : ここからは前回埋入したインプラントの二次手術です。
6 : 歯肉を剥離しインプラントがしっかり骨に固定していることを確認します。
7 : 後日、冠を接続できるよう歯肉を整形して完了です。