■ ティーブレーク
2016.1.28[Thu]
少し時間が経ちましたが、今ではすっかり有名になった「コップのフチ子さん」を入手。実はコレ、大輔先生にお願いしていたものでして・・・。
受付の西山氏が「フチ子さん」が大好きなようで「かわいい!」を連発。そこで、医院の中に置くことしました。受付と診療室のどこかに出没しています。
この程度のいたずらなら、まぁいいか・・・。ということで、
私 : 「うける患者さんを選んでくださいよ!」
スタッフ : 「ハーイ!」
■ 現在治療中のケース - 右下65番を審美補綴せよ
2016.1.17[Sun]
本日ご紹介させて頂くケースは右下65番の審美歯冠修復です。こちらの患者さんも、約20年前にフルマウスの処置を施術させて頂きまして、今回で2回目の全顎処置となります。
歯・歯周組織・咬合・審美のバランスを考慮した治療であれば、平均的なセルフケアーを前提に、一生涯で2回の治療で口腔の健康を保つことが可能です。
では、内容をご紹介・・・
1 : 右下65番は前回処置後の新たなカリエスを生じています。歯の色調を採取するため、数種類の色見本を使用し画像に収めます。
2 :こちらも同様です。他メーカーのガイドにて撮影しています。私の場合、通常、特徴の異なる3社のガイドを使用する場合が多く、対象歯と口腔の情報を技工士の先生へ伝えます。
3 : 冠形態のための形成が完了しました。スコープを使用し特に冠の辺縁の形態は細心の注意を払います。
4 : 印象(型の採取)です。保険診療では残念ながら出来ませんが、歯肉溝に専用の糸を挿入し辺縁まで精密な印象を採取し顕微鏡下でチェックします。(多くの場合、この辺縁から新たなカリエスを生じます)
5 : 完成した冠です。職人仕事が要求されます。
6 : その内側です。金属の突起は装着前に取り除きます。
7 : 色調・三次元での適合・咬合をチェックしています。重要な冠辺縁の適合を50ミクロンを目処に調整します。
8 : 固定直前の状態です。
こちらの患者さんは50代の方ですので、「今回の処置で最後の歯科治療にしたい」とお考えの筈です。ここを理解し処置にあたることが最重要ですね。