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時田歯科クリニックの歯科治療
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2024.09.19 審美修復-インプラントを使用したケース#3

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[ 2016年06月のバックナンバー ]

現在治療中のケース - 左上 - 小臼歯を審美修復せよ

2016.6.18[Sat]


■本日のケースは左上45番の審美修復の様子です。
こちらの患者さんも20数年前、保険診療にて冠を装着させて頂きました。
左右の下顎臼歯部は欠損により部分床義歯を使用。時間の経過と共に義歯の沈下と左右上顎臼歯部の挺出が生じています。(部分床義歯使用の場合、殆どのケースで生じる変化です。)
更に上下の顎間距離も縮小し、咬み合わせが深く咬合に機能不全が生じています。具体的には、前歯に過重負担が架かり、動揺を経て喪失する可能性があります。

治療計画は・・・

@ 上下顎間距離を本来の位置関係に復元する為、全顎の挙上
A 上顎の挺出した左右臼歯部の冠を入れ替え、正常な歯並びを復元
B 下顎の欠損部義歯をインプラントにより補綴
C 下顎前歯部の磨耗した天然歯を冠による修復

大規模な処置になります。患者さんの信頼に十分応えるために確実な処置が求められます。

1 : 形成が完了した左上45番。全ての要素を確実に仕上げ、耐久性を獲得します。
2 : 型取り-印象です。この操作も精度が生命線です。
3 : その拡大像。
4 : 完成した左上45番。いつもお世話になっている吉沢先生の作品です。いつも絶大な信頼に応えて頂いています。
5 : その拡大像。
6 : 微調整後のトライの様子です。耐久性に特に大事な適合は60ミクロン程まで詰めています。十分安全な適合です。
7 : 周囲の天然歯との色調を確認します。口腔全体に溶け込み、修復歯(人口歯)と判らなければOK。
8 : 同上。

右上の臼歯部は既に同様な修復が完了しています。

下顎の左右臼歯欠損部(義歯使用部)へインプラント埋入のため準備に進みます。

現在治療中のケース - 上顎前歯を審美修復せよ #3

2016.6.4[Sat]


■本日も、2016.5.29[Sun]の続編です。
左上2番欠損部の歯槽骨に骨造成、その後歯肉移植を経て、いよいよ補綴処置の様子です。今回はブリッジにて補綴します。

下顎の前歯部を色調の基準としシェードテイク。この際、3社の色見本から10数種類の異なる色見本を選択しカメラに収めます。製作を依頼する技工士の先生に如何に情報を巧く伝達できるかが明暗を分けます。

模型上と口腔内でブッジの色調が異なって見えます。これは光源と周囲の様子の影響のためで、この辺が難しいところです。

1 : そして完成したブリッジです。下方から。
2 : 左前方像。
3 : 正面像
4 : 口腔内にて試適、微調整後の状態(開口)
5 : 同じく閉口状態です。

次回から右上2番・3番の冠の製作へ移行します。

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