■ 現在治療中のケース - 保険インレーを審美修復せよ
2016.8.16[Tue]
■お盆のお休みは如何過ごされましたか?
私は毎年のことですが、やり残した仕事を消化し、普段、腰を据えて出来ない調べものなどに時間を費やしておりました。
また、休暇直前に実施させていただいたオペの患者さんの予後の確認と消毒もありました。
この時期は終戦記念日やお墓まいりがあり、無き先人から学ぶときでもあり、更にオリンピック中継が加わり、結構忙しく過ごされた方が多いかもしれません。結局のところ、ほぼ毎日診療室へ通っておりました。
■さて、本日は過去(やはり25年程以前)の保険治療の再治療のケースをご紹介。
歯に詰めるタイプの修復方法(インレー)では、保険診療の場合、金属か樹脂を充填します。本ケースは一口腔単位の審美修復が治療方針であり、同部位にはセラミック-インレーを用いました。
この際、注意すべきは破折と接着です。適合不良、咬合接触、レジン系接着材による歯髄刺激などへの配慮を要します。問題点をクリアーできれば審美性はかなり向上します。
術前・術後の比較をしてみてください。