■ インプラント-治療期間の短縮を図ったケースのご紹介 #2
2018.1.6[Sat]
■前回の続編です。今回は実際のオペの様子です。
1 : 術前の右上5番です。やや凹んで見えます。
2 : 歯肉を開けます。予想通りのV字状の欠損です。画像はすでにインプラントの埋入を完了し、骨造成に必要な骨髄穿孔をしています。血液供給を確保するための術式です。
3 : 人工骨を埋入しました。
4 : メンブレンで被覆し縫合しました。
ここから周囲組織の成熟を待ちます。
骨造成とインプラントの埋入を一回のオペで実施することで、患者さんの負担を大幅に減少させることが可能です。
■ インプラント-治療期間の短縮を図ったケースのご紹介 #1
2018.1.5[Fri]
■2018年を無事迎えることが出来ました。昨年ご紹介頂いた患者さん方の状態は如何でしょうか?本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、本日は、
右上7番--上顎洞底挙上を伴う埋入
右上5番--骨幅狭小部の埋入
のケースをご紹介させて頂こうと思います。今回は「診断および計画まで」の様子です。
1 : 術前CT画像。右上5番は頬側にV字状欠損を認めます。
2 : その透過像。
3 : 右上5番の断層像。左側が頬側です。接続する冠の位置的要求から、この位置にインプラントを埋入します。インプラント上部1/2に骨が存在しませんので、同時骨造成を計画しました。
4 : こちらは右上7番。上顎洞底部の骨厚は3mm程です。埋入の前に洞内に人工骨を設置し、その後インプラントを入れていきます。
5 : 右上7番の説計を上方から見た状態です。青いインプラントが上顎洞内に突き出しています。この周囲を人工骨で被います。
6 : 右上5番の周囲骨の様子。頬側の骨が不足しているのが分ります。
7 : 5番の周囲骨の骨密度を表示
8 : 同じく7番を表示。どちらもドリルの刃が横方向へ持っていかれることに注意が必要なのが分ります。
後日、実際のオペの様子をUPする予定です。