■ 現在治療中のケース - 上顎の骨幅を再生しインプラント補綴せよ #4
2019.5.6[Mon]
■2018.9.20にUPさせて頂いたケースの続篇です。
こらのケースは
@ 左上4567の欠損をインプラント補綴する
A 薄い歯槽骨のため、大規模なボリュームアップを事前に実施す る
@A インプラントを埋入することが出来ない薄い歯槽骨です。上顎洞までの骨厚も不足しています。まず、外側への造成を実施しました。
B 数ヶ月後、まず左上7番の上顎洞の挙上を行い内側性の骨造成を実施の上、インプラントを埋入しました。
C 次に、左上45番にインプラントを埋入しました。
D 数ヶ月間骨の成熟を待ち、埋入したインプラント体が加重に耐えうる事を検査の上、支柱を締結し、仮歯を装着しました。
E 型を採取し、インプラントに接続するブリッジを製作しました。
F いよいよブリッジの装着です。更に同様な状態の右上欠損部の処置へ進みます。
本ケースのように、骨造成とインプラント埋入が同時に出来ない場合、骨造成後の成熟期間を必要とし長期の治療期間が必要となる場合があります。